2024年夏の高校野球で快進撃を続けている京都国際高校が話題になっています。
甲子園では勝利したチームが試合後校歌を歌うのが風物詩となっていますが、京都国際高校の校歌に批判的な声が多く集まっているようです。
今回はどうして京都国際高校の校歌に批判的な意見が多く集まっているのか調査しました。
京都国際高校の校歌が批判されている理由4選!
京都国際高校の校歌を調べてみると校歌では珍しく、外国語で歌われています。
外国語の歌詞が原因で批判が集まっているようです。
具体的に調べてみると京都国際高校の校歌が批判されている理由は4つありそうです。
政治的問題に触れている
京都国際高校の校歌が批判されている理由1つ目は、
政治的問題に触れている
京都国際高校の校歌に「東海」という歌詞が出てきます。
これは韓国政府が日本海を国際的に「東海」と認知されるために呼んでいる名称となり、日本政府はこの名称を強く反対しているため、政治的な問題になると考えられています。
なじみがない
京都国際高校の校歌が批判されている理由2つ目は、
なじみがない
ハングルは韓国と北朝鮮の公用語として使われています。
近年、K₋POPや韓国ドラマなどの韓国文化が日本に浸透し、韓国に好意を持つ人が増えました。
しかしその一方で北朝鮮にはミサイル問題などネガティブな印象を持つ人もいます。
そのためハングル文字に対してよい印象を持っていない人がいるのでしょう。
神聖な大会であるから
京都国際高校の校歌が批判されている理由3つ目は、
神聖な大会であるから
夏の甲子園は2024年で106回目になります。
100年以上続く神聖な大会であり、特に甲子園は高校野球の聖地とも言える場所です。
さらに日本人は歴史を重んじる傾向があるので、外国の文化が入ることに抵抗があるのでしょう。
日本語訳が偽り
京都国際高校の校歌が批判されている理由4つ目は、
日本語訳が偽り
おそらく京都国際高校の校歌が批判されている一番の理由がこれになります。
以下が京都国際高校の校歌の原文と日本語訳と実際に映し出されたテロップです。
야마도 땅은
거룩한 우리 조상
옛적 꿈자리
아침 저녁 몸과 덕
닦는 우리의
정다운 보금자리
한국의 학원
東の海を渡りし
大和の地は
東海の海を越えて
山門の地は
神聖なる我らの祖先の
昔の夢の場所
朝夕
身と徳を磨く
我らの親しき住みか
韓国の学び舎
偉大な祖先
古の夢の場所
朝な夕なに
体と徳を磨く
我らのふるさと
韓日の学び舎
政治的問題にならないように「東海」を「東の海」に変更したり、「韓国の学び舎」を「韓日の学び舎」に変更する配慮をしましたが、裏目にでてしまったようです。
京都国際高校の校歌はなぜ韓国語なのか!
京都国際高校は朝鮮半島出身者やその子孫たちが在日韓国人の子供たちの教育を目的として創設したため、校歌も韓国語になっています。
校歌には生徒たちが自身のルーツを誇りに持ち、歴史や文化を尊重していくという想いが込められています。
京都国際高校の校歌が韓国語である主な理由は、学校の設立目的と多文化共生の理念に根ざしているためです。
京都国際高校は多言語教育を重視しており、韓国語だけでなく日本語や英語も学べる環境を提供しています。
校歌を韓国語のままにすることは、学校が掲げる多文化共生の象徴とも言えますね。
これは、生徒たちが自分たちのルーツを大切にしつつ、異文化理解を深めるための大切な要素となっています。
まとめ
京都国際高校の校歌が批判されている理由を調べました。
京都国際高校の校歌が批判されている理由は、
- 政治問題にふれている
- なじみがない
- 神聖な大会であるから
- 日本語訳が偽り
これら4つになります。